これまで紹介してきたアーティストは全て自身の音楽性を持っているので天才だと思ってます。
しかし、その中でも天才だと思ったバンド“Bloc Party”(ブロック・パーティ)を紹介したいと思います。
4回目となった衝撃回・・・・過去一 大変でした!
天才的な曲がありすぎて厳選しても20曲を超えてしまいました。
ブロック・パーティを知らない方はね・・・・15年ぐらい時代が遅れているので【ベスト10】だけでも聴いてみて下さい。
ブロック・パーティの音楽性については、多彩すぎてジャンル分けが難しい、彼らはヒップホップやビッグビートなども好みエレクトロニック・ミュージックへの傾倒を強めていった。
世間体では、よくポストパンクやニューレイヴといったジャンル分けをされますが、私から言わせればダンス・テクノ・ロック・ポップを軸に訳分からないことを展開しているバンドだと思います。
なのでジャンルはブロックパーティかな!
更にヴォーカルのケリー・オケレケは黒人なのでブラックミュージック要素も少なからず入ってる気がします。
曲もなぜ、このAメロからサビがこうなるのか意味不明な曲が多く、一見単調に思える曲も数分後には物凄い展開する曲に変わったり、静と動の起伏が激しく展開力やメリハリのある曲が多く驚かされました。
そんな曲を「やらかしてる」と勝手に命名しています。
ブロック・パーティーは2nd以降、急速に比重を増してきたダンス色の強い楽曲はケリーの主導によるところが大きい。
なのでダフト・パンクやペンデュラム、ケミカル・ブラザーズ、ファットボーイ・スリム、ニューオーダー、イマジン・ドラゴンズ等のダンス・ハウス・クラブミュージックが好きな方は必見です。(必聴かな)
レベル高いですよ!
ブロック・パーティは一度解散した後、2012年また同じメンバーで復活を遂げアルバム『Four』をリリースするが、2013年から再び活動休止中となり、ベースとドラムが脱退となった。
現在は新たなメンバーを加入し活動中。
ブロック・パーティに関しては、ほとんどアルバムを買って聴いてきましたが『Four』からですかねぇ~
同じメンバーで復活を遂げたのでブロック・パーティの音楽性は変わらなかったけど、今までのような斬新さや新しさはなかったかな!?
まぁ~そんなこともあり、新メンバーからは聴かなくなってしまいましたが!
天才には変わりはないです。
余談ですが『Four』のアルバムのジャケットは完全にThe Musicのデビューアルバムのジャケットですよねw
前置きが長くなってしまったので、そろそろ本題に入りましょう。
アーティスト紹介
2003年に結成したイギリス・ロンドンの4人組、天才ダンス・ロックバンド。
メンバー
【Vo・G】ケリー・オケレケ (天才)
【G】 ラッセル・リサック(天才)
【B】 マット・トン (天才)
【Dr】 ゴードン・モークス(天才)
ブロック・パーティといったら、やはり旧メンバでしょう。
メンバーのヴォーカルが黒人で、ギターとベースが白人、ドラムが中国系と異色の天才メンバーで構成されています。
現在は【B】ジャスティン・ハリスと【Dr】ルイーズ・バートルが新しく加入し活動中
ジャンル
ポストパンク
ニューレイヴ
オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
ニュー・ウェイヴ
リバイバル
ダンス・ロック
テクノ・ロック
ロック・ポップ
アルバム紹介
これまでに6枚のアルバムをリリースし、リミックス盤やEP盤(ミニアルバム)を含めると10枚以上になり計20枚ほどのアルバム数になります。
ブロック・パーティのEP盤やリミックスは、とんでもなく名曲なのでEP盤も紹介します。
そうすると、かなりの数になってしまうのでアルバムも厳選することにしました。
ブロック・パーティに関してはCDが手に入らないのでAmazon Music Unlimitedをおすすめします。
最近はスマホで手軽&お得に聴けるAmazon Music Unlimitedなどの定額聴き放題サービス(サブスク)が増えています。
Amazon Music Unlimitedなら30日の無料体験があるので試してみてはいかがでしょうか。
Amazon Music Unlimitedの無料体験はこちら
『Silent Alarm』
デビューアルバムはブロック・パーティの代表的な作品とも言える、ある種の二面性を孕んでいるようだな完璧なアルバム。
全世界で100万枚を超えるセールスを叩き出した。
鋭角に刻むギターフレーズに複雑なドラムにノれるダンス・ロックで革新性と普遍性を持ち合わせた傑作。
ポスト・パンク・リヴァイヴァルの一歩先を行く存在となった。
『A Weekend in the City』
前作に比べてダンス色の強い楽曲となった2ndアルバム
「ギターロックはある程度アイディアが出尽くした感がある」とコメントしており、とりわけエレクトロニック・ミュージックへの傾倒を強めている。
静と動の二極性は、オケレケがバイセクシャルであるということと結びついていて、ある意味でオケレケのパーソナルな部分が出すぎたアルバム。
『Intimacy』
前作のダンス色に更に厚みとヘヴィさを増した3rdアルバム。
しかし評価の低いアルバムとなった。
おそらく曲に統一感がなかったからだと思いますが、統一感って必要あるのでしょうか?
色んな楽曲ができる方が優れている気がしますが・・・私はこのアルバム傑作でしたね。
『Little Thoughts』
EP盤なので5曲しか収録されてないが名曲揃いのアルバムとなっております。
ただEP盤のほとんどが廃盤となっている為、手に入らないでしょう。
『Two More Years EP』
デビューアルバム『Silent Alarm』のリミックスしたアルバム。
タイトルの”Two more years”は名曲です。
『Flux』
2nd アルバム『A Weekend in the City』 の楽曲を錚々たる大物、人気アーティストが大胆にリミックスしたアルバム。
タイトルの “Flux”は名曲です。
ブロック・パーティおすすめ曲
最初に載せたときは30曲ぐらいになったので更に厳選して、この曲数に納まりました。
一応、このおすすめ曲には代表曲や人気曲も入ってると思いますが、ほとんど私の好みなのでネットに出てこない曲も多く入ってると思います。
まぁ~凄いので聴いてみて下さい。
Helicopter/ヘリコプター
ブロック・パーティの人気曲になります。
鋭角だが耳触りのよいテケテケフレーズを刻むギターと、独特なリズムでパンキッシュかつ複雑なドラム。
最初、聴いたときは他にないリズムで面白かった。
Banquet/バンケット
“Helicopter”同様、ブロック・パーティの人気曲ですね。
この曲も独特なリズムなんですが、エッジの効いたドラムにバックは綺麗な音色でベース音がしっかりしていて奥深いメロディーですね。
She’s Hearing Voices/シーズ・ヒアリング・ボイス
この曲も面白いですねぇ~♪
完全にブロックパーティの世界観なんですよねぇ~!
ラスト2:57のギターソロがカッコよすぎる。
This Modern Love/ディス・モダン・ラヴ
最初はバラード調で単調だなぁ~と思っていると2:37から怒涛に展開する楽器隊のソロが幕を開けます。
コーラスと絶妙にシンクロしあいDメロに入っても変化し続けるメロディーライン♪
やらかしてますね。
Price Of Gasoline/プライス・オブ・ガソリン
この曲もノれるけど独特なリズムに緩急自在のしなやかなケリーの声がマッチして面白いです。
それでいてニュー・ウェイヴ要素や色々なジャンルが融合していますね。
Luno (Bloc Party vs. Death From Above 1979)/ルノ(ブロックパーティ vs デス・フロム・アバヴ 1979)
『Two More Years EP』に収録されてるデス・フロム・アバヴ 1979とのリミックス曲ですね。
もちろん、このアルバムからデス・フロム・アバヴ 1979を知りましたが、カナダのギターレスロックユニットでパンク、ノイズ、ニュー・ウェイヴ、ダンス・ミュージックと面白い音楽性なので機会があれば聴いてみて下さい。
Hunting for Witches/ハンティング・フォー・ウィッチャーズ
普通のアーティストであれば速攻で次の曲にスキップするような謎のメロディー
訳の分からないメロディーからなぜ、こんなにカッコいいギターフレーズになるのか意味不明ですが凄すぎる。
曲が進むにつれて良くなってくメロディー♪
特にDメロの2:30の楽器隊の音が重なってくところがいい
On/オン
サビは爽やかなでメロディーが広がっていくような奥行きのある楽曲。
非常に展開力もあって上手い。
On (Principal Participant Legs Mix)/オン(プリンシパル・パティシパント・レッグス・ミックス)
ダンスやハウス好きの方には是非、聴いてほしいです。
ロックバンドがダンス曲を作ると、こうなります。
7:50秒と長い曲で、単調な曲なんですが2回やらかします。
まず1回目は3:30そして2回目がヤバい!
ラスト6:27に繰り広げられる複雑なエレクトロなサウンド、どれだけロックが優れているか分かる1曲となっています。
Where Is Home?/ウェアー・イズ・ホーム?
このAメロから、創造もできないサビ。
メロディーセンスがエグすぎる。
Trojan Horse/トゥロウジャン・ホース
ダンスサウンドに更に厚みをました3rdアルバムこの曲も中毒性がある曲ですね。
2:20の中毒性のあるギターリフが特徴的ですね。
Signs/サインズ
ブロックパーティの数少ないバラード曲になります。
木琴の綺麗な音色と電子音のバランスがよく奥行きのあるバラードですね。
Better Than Heaven (No Age Remix)も載せていましたが、まさかの曲がなかったです(^^;
おすすめ曲は以上です。
本当はPlansやUniformといった曲も凄く良い曲なんですけどねぇ~♪
まぁ~機会があればアルバムを聴いて下さい。
ブロック・パーティ【ベスト10】
天才曲が溢れる中、私が厳選した曲は5曲となります。
おすすめ曲が溢れすぎたので、こっちに持ってきてベスト10となりました。
ブロック・パーティに関してはネットの人気曲や代表曲とは全く異なるランキングとなりましたが、
アルバムとEP盤をほとんど聴いてきたマニアが厳選したので、そこら辺のネットより信憑性はあると思います。
それでは、これが真のブロック・パーティ【ベスト10】になります。
10位 The Prayer (Does It Offend You, Yeah? Remix)/ザ・プレイヤー(ダズ・イット・オフェンド・ユー・ヤー?・リミックス)
『Flux』に収録されてるダズ・イット・オフェンド・ユー・ヤー?とのリミックス曲ですね。
ダズ・イット・オフェンド・ユー・ヤー?はイギリスのダンス・パンクバンドです。
めちゃくちゃカッコいい曲になってます。
9位 The Prayer/ザ・プレイヤー
この曲もやらかしてますねぇ~
最初にAメロを聴いたら微妙に感じると思いますが、最後まで聴いて下さい。
ヒップホップとも言えないビートを刻だAメロから不変的なサビが絶妙にシンクロしあいCメロに入るとテクノ調になって違和感なくサビに戻すという天才的な曲です。
8位 We Were Lovers/ウィー・ワー・ラヴァーズ
ポスト・パンクとダンス・ロックを融合させた曲ですね。
サビになると楽器隊がどんどん重なり厚みが出て壮大な楽曲となっていくのが最高!
7位 Luno/ルノ
この曲は中毒型と勝手に命名しました。
名前の通り中毒性の高い曲で1:00後ここから怒涛のブロックパーティ節が炸裂します。
怒涛のメロディーは止まらねぇ~♪
6位 The Pioneers/ザ・パイオニアーズ
この曲は特にゴードンの性急で複雑なドラムが特徴ですね。
バックはギターの綺麗な音色にケリーのクセのある声が上手くメロディーに乗っています。
ラスト2:30の怒涛のドラムは圧巻です。
5位 Little Thoughts/リトル・ソーツ
独特のリズムに乗せた疾走感ある曲になります。
後半、楽器隊が知的で洗練された鋭角的なメロディーになっていき、テンションが上がる1曲です。
4位 Flux/フラックス
MV・・・可愛いですね。
曲に関しては天才的な楽曲で、始めてダンスとロックが融合した曲だと思いました。
昔からダンス・ロックはありましたが、ここまで上手く融合したアーティストはいなかった。
衝撃的な曲ですね!
3位 Two more years/トゥー・モア・イヤーズ
変わった音楽ばかりやるブロック・パーティですが、万人受けするようなオーソドックスなロック・ポップも出来るんですよねぇ~♪
オーソドックスな曲といっても、至る所に緻密でテクニカルな曲なんですけどね(^^)
2位 Skeleton/スケルトン
MV面白いですね。
この曲は・・・・・もう天才的なメロディーラインですね。
誰にも真似できないメロディーラインが凄すぎる。
1位 Halo/ヘイロ
この曲を聴いたときはビビりました。
どちらかっていうと緩いバンドでケリー・オケレケの声自体ロック向きではないのに、激しい曲をやったことに驚きました。
圧倒的なメロディーセンスでカヴァーしたとしか言いようがない。
言葉では説明できないけど、今まで聴いた「激しい」曲とは全く違う角度から攻めた曲だと思います。
この曲を聴いて他のアーティストとは違うことを確信しました。
天才すぎる!
メロディー構成、展開力、3:30秒という潔さ、どれをとってもパーフェクト♪
ブロック・パーティは以上となります。
曲数が多くなってしまいましたが、軽く試聴じゃなく1曲ちゃんと聴いてほしい!
さわりじゃ分からない曲が多いので!
斬新で実験的な曲が多いので是非、色んな曲も聴いてみて下さい。
ちなみにUKの天才がいるってことは・・・USにも天才バンドがいます!
今後出てくるので楽しみにしてて下さい。
では